擬似塑性流動(読み)ギジソセイリュウドウ

化学辞典 第2版 「擬似塑性流動」の解説

擬似塑性流動
ギジソセイリュウドウ
pseudo-plastic flow

ずり応力σまたはずり速度κが増大すると見掛けの粘度σ/κが減少するような流動をいい,非ニュートン流動の一つである.ずり応力が小さいところでずり速度が非常に小さいため,低ずり応力でκ = 0である塑性流動との区別がつけにくいので,擬似塑性流動とよばれる.高分子を含む系では多くみられる.[別用語参照]非ニュートン粘性構造粘性チキソトロピー

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む