ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塑性流動」の意味・わかりやすい解説
塑性流動
そせいりゅうどう
plastic flow
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plastic flow
高温高圧下で結晶質の岩石に起こる永久変形。塑性変形のこと。巨視的な破壊を伴わないことが特徴で,流体の流動と見かけ上よく似ている。しかし,実際には流体の流動とはかなり違うメカニズム,すなわち結晶中の転位の運動,原子の拡散,結晶粒界でのすべりが原因で起こる。複数の鉱物種からなる岩石では,鉱物の種類によって塑性流動の度合が異なるために,その挙動は複雑である。化学反応や動的再結晶が伴うことが普通である。変成岩にふつうにみられる変形,塑性剪断帯中のマイロナイトの変形が塑性流動の例である。
執筆者:増田 俊明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
固体または無定形物質の流動的変形をいう.塑性流動における応力-ひずみ速度関係は原点を通らず,一般には曲線であるが,これが直線の場合を理想塑性流動あるいはビンガム流動という.[別用語参照]塑性変形
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...