支点(読み)シテン

デジタル大辞泉 「支点」の意味・読み・例文・類語

し‐てん【支点】

てこ天秤てんびんなどの支えとなる、固定した点。→力点作用点

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精選版 日本国語大辞典 「支点」の意味・読み・例文・類語

し‐てん【支点】

  1. 〘 名詞 〙
  2. てこや天びんを支える固定された点。〔工学字彙(1886)〕
  3. 軍隊で、戦線一部を支える拠点
    1. [初出の実例]「小隊は通常地形に応し其全部若は大部を以て中隊防禦の一支点を成形す」(出典:歩兵操典(1928)第二七八)

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世界大百科事典(旧版)内の支点の言及

【てこ(梃子)】より

…このような棒を〈てこ〉と呼ぶ。C点を支点,A点を力点,または作用点,B点を荷重点という。てこはこれら3点の位置関係によって分類され,図のように力点と荷重点が支点の両側にあるものを第1種のてこ,1端が支点になっていて,力点のほうが荷重点よりも支点から遠方にあるものを第2種のてこ,同じく1端が支点で,第2種と逆に荷重点の方が遠方にあるものを第3種のてこと呼んでいる。…

※「支点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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