小隊(読み)ショウタイ

デジタル大辞泉 「小隊」の意味・読み・例文・類語

しょう‐たい〔セウ‐〕【小隊】

小人数の隊。
軍隊編制上の一単位。約30~80名で構成され、3ないし4小隊で中隊を編制する。

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精選版 日本国語大辞典 「小隊」の意味・読み・例文・類語

しょう‐たいセウ‥【小隊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小人数の一隊。〔日誌字解(1869)〕
    1. [初出の実例]「調練足なみ沓音ポコポコ〈小たいぶんたいれぢめんと大たいうらみありますト〉化けて出るかネ」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉七)
  3. 軍隊編制上の一単位。三個ないし四個で中隊を構成する。歩兵通常約四〇名から七〇名内外。数個の分隊または班で構成されている。
    1. [初出の実例]「歩兵隊の内其最も小なる者を小隊と云」(出典:建白書(1873)〈山田顕義〉上)
    2. [その他の文献]〔宋史‐兵志九〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小隊」の意味・わかりやすい解説

小隊
しょうたい
platoon

軍隊の編制の単位。中隊の下にあり,普通2つ以上の分隊に分れ,25人から 50人の兵士によって構成され,少尉によって指揮される。日本陸上自衛隊では,小隊は 30人,分隊にあたる4班から成っている。

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