放射性セシウム

共同通信ニュース用語解説 「放射性セシウム」の解説

放射性セシウム

放射線を発しない天然セシウムとは異なり、ウラン核分裂でできる。自然界にほとんど存在せず、半減期約30年のセシウム137と、約2年のセシウム134がある。放射性セシウムが出すガンマ線は透過力が強く、体内を突き抜ける間に細胞などに悪影響を与える。体内に入ると筋肉などに蓄積されやすく、がんなどの原因となる。東京電力福島第1原発事故では放射性ヨウ素とともに環境中に大量に放出され、農産物や魚などの汚染が問題化した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む