…発生装置は,シンクロトロン,サイクロトロン,シンクロサイクロトロンなど大規模なものが要求される。 放射線の効果を高める薬剤である放射線増感剤は,低酸素状態にある癌細胞にも放射線が有効に働くことをねらったもので,ミソニダゾールが試みられている。 化学療法は,癌が全身に広がっていて,外科手術も放射線療法も適用できない場合や,あるいは外科的ないし放射線による治療後に転移巣をたたいたり,転移を予防する目的で行われる。…
※「放射線増感剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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