放送記念日(読み)ほうそうきねんび

日本大百科全書(ニッポニカ) 「放送記念日」の意味・わかりやすい解説

放送記念日
ほうそうきねんび

3月22日。1925年(大正14)の同日、社団法人東京放送局(日本放送協会前身)が東京・芝浦の府立東京高等工芸学校図書館書庫の仮放送所から、日本最初のラジオ放送(試験送信開始は同月1日)を行ったのを記念して、同協会が43年(昭和18)制定した。同協会の放送に貢献した人への放送文化賞贈呈式、記念式典などが行われる。

[森脇逸男]

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デジタル大辞泉プラス 「放送記念日」の解説

放送記念日

3月22日。日本放送協会(NHK)が1943年に制定。放送関係者への表彰などを行う。1925年の同日、日本初のラジオ放送が行われたことにちなむ。

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世界大百科事典(旧版)内の放送記念日の言及

【放送】より

…そうした広範囲性,同時性,経済性をもつ放送は,将来の多メディアの時代においても一定の社会的な機能,すなわち刻々と変わる,人々をとり巻く環境を監視し,常時,必要な情報を視聴覚的に供給し続けるという機能は存続し,人々に支持されることになるだろう。テレビジョンラジオ【後藤 和彦】
【放送記念日】
日本最初のラジオ放送は1925年3月22日に社団法人東京放送局(日本放送協会の前身)によって始められたが,43年に日本放送協会(NHK)はこの日を放送記念日と定めた。毎年NHKを中心にさまざまな記念行事がとり行われるが,50年には放送開始25周年を記念して,放送事業の発展や,放送文化の開拓・向上に特別の功労があった人々に対して贈られる賞として,放送文化賞が創設された。…

※「放送記念日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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