政柄(読み)セイヘイ

デジタル大辞泉 「政柄」の意味・読み・例文・類語

せい‐へい【政柄】

政治を行う上での権力。政治上の権力。政権。「政柄を執る」

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精選版 日本国語大辞典 「政柄」の意味・読み・例文・類語

せい‐へい【政柄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「柄」は権力の意 ) 政治を行なう権力。政治上の権力。政権。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「果(はて)法師が政柄をも取り捌(さば)く様になり降りて」(出典:雑話筆記(1719‐61)上)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公七年〕

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普及版 字通 「政柄」の読み・字形・画数・意味

【政柄】せいへい

政治の権。〔左伝、昭七年〕に曰く、爾(さいじ)たる(小なる)も國なりと。而して三世其のを執る。其の物を用ふること弘く、其のを取ること多し。其の族大、馮(よ)る厚し。而して強死せり。能く鬼を爲すも、亦た宜(むべ)ならずや。

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