故主・古主(読み)こしゅう

精選版 日本国語大辞典 「故主・古主」の意味・読み・例文・類語

こ‐しゅう【故主・古主】

甲陽軍鑑(17C初)品三六「古主(コシウ)今川殿にて、もたざる人衆を、五十騎、彼岡部次郎右衛門に下され」

こ‐しゅ【故主・古主】

〘名〙 その土地の前の領主。また、むかし仕えた主君もと主人旧主。こしゅう。
太平記(14C後)二八項羽のみ善(よき)地に王として、故主を逐誅したり」 〔史記‐項羽本紀〕

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