共同通信ニュース用語解説 「救急車による搬送時間」の解説
救急車による搬送時間
総務省消防庁の集計では、消防への通報から、救急車で患者が病院に運ばれるまでの搬送時間は長くなる傾向にある。2015年の全国平均は過去最長の14年と同じ39・4分で、05年に比べ8・3分、1995年に比べ15・2分長くなった。都道府県別では東京の51・4分が最長で千葉の44・6分が続き、最短は福岡の30・2分だった。全547万8370件のうち、2時間以上かかったのは2万3020件あり、重症以上の患者受け入れで病院に4回以上照会したケースは1万1754件に上った。
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