敗荷(読み)はいか

精選版 日本国語大辞典 「敗荷」の意味・読み・例文・類語

はい‐か【敗荷】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「荷」は、はちすの意 ) 風などに吹き破られた蓮の葉。破(や)れ蓮。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「三秋の霜の後敗荷(ハイガ)衣薄く」(出典御伽草子・秋の夜の長物語南北朝))
    2. [その他の文献]〔李商隠‐夜冷詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「敗荷」の読み・字形・画数・意味

【敗荷】はいか

枯れ蓮。

字通「敗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む