精選版 日本国語大辞典 「数差し」の意味・読み・例文・類語 かず‐さし【数差・籌刺・員刺】 〘 名詞 〙 賭射、競馬、相撲、歌合、小弓、闘鶏、菖蒲の根合などの勝負を行なう時に、勝った度数を数えるために勝つごとに串や枝などを数立てにさし入れること。また、その用具。また、その係の者。多く童がこれに当たる。かずとり。[初出の実例]「左は歌よみかずさしの童れいの赤色に薄蘇芳綾の表(うへ)の袴」(出典:延喜十三年亭子院歌合(913)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例