数罪倶発(読み)すうざいぐはつ

精選版 日本国語大辞典 「数罪倶発」の意味・読み・例文・類語

すうざい‐ぐはつ【数罪倶発】

  1. 〘 名詞 〙 旧刑法概念で、現行刑法の併合罪にあたるもの。すざいぐはつ。
    1. [初出の実例]「勾引(かどわかし)万引、騙り、強請(ゆすり)などの数罪倶発(スウザイグハツ)して打ち首の刑に処せられた」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

すざい‐ぐはつ【数罪倶発】

  1. 〘 名詞 〙すうざいぐはつ(数罪倶発)〔仏和法律字彙(1886)〕
    1. [初出の実例]「僕だって幾度破ったか知れない〈略〉それこそ数罪倶発(スザイグハツ)だ」(出典:魔風恋風(1903)〈小杉天外〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む