敵前上陸(読み)てきぜんじょうりく

精選版 日本国語大辞典 「敵前上陸」の意味・読み・例文・類語

てきぜん‐じょうりく ‥ジャウリク【敵前上陸】

〘名〙 敵が兵力を配備している正面上陸を強行すること。また、策略を用いず真正面から戦いを挑むことをたとえていう。
※怪貞操(1927)〈北村兼子〉「堂々と新聞社へ乗り込んで来て〈略〉脅しつけるのは弱いと見くびっての敵前上陸である」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「敵前上陸」の意味・読み・例文・類語

てきぜん‐じょうりく〔‐ジヤウリク〕【敵前上陸】

敵が兵力を配備して待ちかまえている前面に上陸すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android