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敵性戦闘員 テキセイセントウイン

デジタル大辞泉の解説

てきせい‐せんとういん〔‐セントウヰン〕【敵性戦闘員】

2001年9月に起こったアメリカ同時多発テロ事件に関与した容疑者のこと。当時のブッシュ政権は、特例としてテロ容疑者を、起訴手続きを省いてグアンタナモ米軍基地内の収容所に無期限で拘束できるとした。米国大統領オバマは2009年1月の就任直後、敵性戦闘員の指定を廃止し、同収容所を閉鎖すると表明した。
[補説]英語ではenemy combatant

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

敵性戦闘員

米ブッシュ政権が01年9月の同時多発テロ後、国際テロ組織アルカイダやアフガニスタンの旧政権タリバーンと関係があるとする人物を対象に使う分類。第2次大戦直後のドイツ人スパイをめぐる連邦最高裁判決に見あたるが、死語同然になっていた。定義があいまいで、「戦時」を口実に公訴手続きなしの無期限拘束を許すとの批判が多い。グアンタナモにはアフガンパキスタンで拘束された人物を中心に今も300人近くが収容されており、人権保護を求めて裁判に訴えている収容者は3ケタに上るとされる。現在、連邦最高裁で争っているのはこの事件だけだ。

(2008-01-26 朝日新聞 朝刊 2外報)

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