敷目威(読み)シキメオドシ

デジタル大辞泉 「敷目威」の意味・読み・例文・類語

しきめ‐おどし〔‐をどし〕【敷目威】

よろいさねおどし目を3行としたもの。重ねが厚く、堅固になる。
石畳文様に配色した鎧の威。

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精選版 日本国語大辞典 「敷目威」の意味・読み・例文・類語

しきめ‐おどし‥をどし【敷目威】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 敷目(しきめ)に威したもの。
  3. 石畳の文様に配色して威したもの。一説に、樫鳥威(かしどりおどし)異名。また、袖および草摺に斜めに仕切目を立て、色を変えて威したもの。しきめ。
    1. [初出の実例]「敷目威は二色の糸を以て袖草ずりにすぢちがひにしきりめを立て色をかへておどす也」(出典:軍用記(1761)三)

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