斂葬の儀(読み)レンソウノギ

デジタル大辞泉 「斂葬の儀」の意味・読み・例文・類語

れんそう‐の‐ぎ〔レンサウ‐〕【×斂葬の儀】

皇族葬儀。一般の告別式にあたる「葬場の儀」と、納骨埋葬にあたる「墓所の儀」で構成され、神道儀礼に則って行われる。→大喪の礼斂葬

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共同通信ニュース用語解説 「斂葬の儀」の解説

斂葬の儀

斂葬れんそうの儀 天皇、皇族の葬儀に関する言葉で、一般の告別式に当たる「葬場そうじょうの儀」と、納骨をする「墓所ぼしょの儀」の総称一連の葬送儀式の中心行事となる。皇室の葬儀が古来の神道形式で行われるようになったのは明治以降で、1926年の皇室喪儀令で実施方法が明文化された。戦後に喪儀令は廃止されたが、旧令に準じて儀式が執り行われている。近年は2000年に香淳皇后、02年に高円宮、04年に高松宮妃喜久子さま、12年に寛仁親王、14年に桂宮の儀式が、それぞれ皇族墓地の豊島岡墓地で営まれた。

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知恵蔵mini 「斂葬の儀」の解説

斂葬の儀

日本の皇族の葬儀。一般の本葬に相当する儀式で、告別式に当たる「葬場の儀」と、納骨・埋葬に当たる「墓所の儀」で構成される。国葬として内閣が執り行う「大喪の礼」とは異なり、皇室の儀式として神道儀礼に則って行われる。

(2014-6-10)

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