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文化体系 ぶんかたいけいculture system

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

文化体系
ぶんかたいけい
culture system

文化の諸要素間の相互関連や全体としての秩序などに注目する際に用いられる概念。研究者の視点の抽象度の高低に応じて理念の論理的,審美的統合体から社会的規範の組織までさまざまな指示する対象をもつ。 T.パーソンズの行為理論では,それらすべてを含む階層的なシンボルの体系を文化体系と呼んでいる。文化人類学は従来,ばらばらの文化要素に着目する傾向が強く,文化要素間の関係,全体的秩序に注目しはじめたのは C.K.M.クラックホーン (1905~60) あたりからで,その歴史は新しい。さまざまな文化体系論に共通した文化体系の特徴づけは,(1) 文化パターン,(2) 文化的統合,(3) 体系の境界維持作用,(4) 体系の自律性,(5) 社会的行為の指針,などである。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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