コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

文室秋津 ふんやの あきつ

2件 の用語解説(文室秋津の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

文室秋津 ふんやの-あきつ

787-843 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
延暦(えんりゃく)6年生まれ。文室大原の4男。文室綿麻呂の弟。天長7年参議。検非違使(けびいし)別当,右衛門督(かみ)などをつとめたが,承和(じょうわ)9年承和の変に関係して出雲(いずも)員外守(かみ)に左遷され,10年3月2日配所で死去。57歳。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

文室秋津

没年:承和10.3.2(843.4.5)
生年:延暦6(787)
平安前期の官人。文室大原の第4子。父や兄綿麻呂と同様武官として活躍し,『続日本後紀』には,「非違を監察するに最もこれその人なり。また武芸を論ずる 驍将 と称するに足る」とある。もっとも酒は弱く,杯に3,4杯も飲めば酔泣するのが癖の泣き上戸で,「丈夫に非ざるに似る」などと皮肉られている。天長6(829)年従四位下で参議に抜擢されたが,承和の変(842)に連座(ときに春宮坊大夫)して出雲員外守に左降され,8カ月ののち配所で没した。

(瀧浪貞子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

文室秋津の関連キーワード文室宗周官人文室綿麻呂文室大市文室大原文室助雄文室文子文室巻雄源勝三諸大原

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone