文枕(読み)フミマクラ

デジタル大辞泉の解説

ふみ‐まくら【文枕】

文殻(ふみがら)を丸めて芯とした枕。
「方々の文殻ばかり、一つに集めてこれ―を二つこしらへておいた」〈洒・通人の寐言〉
枕の下に手紙を入れておくこと。また、その手紙。
「ういこのういこの憂き別れ、のちの朝(あした)の―」〈松の葉・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ふみまくら【文枕】

文反古ふみほうごを集めて芯にした枕。 「余所よそには洩れぬむかしの-とかいやり捨てられし中に/浮世草子・一代男 8
枕の下に手紙を入れて寝ること。 「 -たわけな夢を見るつもり/柳多留 3

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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