斎藤尚仲(読み)さいとう しょうちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤尚仲」の解説

斎藤尚仲 さいとう-しょうちゅう

1773-1844 江戸時代後期の和算家
安永2年生まれ。はじめ最上(さいじょう)流の渡辺一(いち)に,のち江戸で会田安明(あいだ-やすあき)にまなぶ。文政7年会田の郷里山形にいき,最上流算学をひろめた。晩年,郷里陸奥(むつ)一関(岩手県)にかえった。天保(てんぽう)15年6月16日死去。72歳。通称は繁之丞。号は旭山。著作に「算法貫通術」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android