旭山(読み)アサヒヤマ

日本歴史地名大系 「旭山」の解説

旭山
あさひやま

[現在地名]河南町北村

朝日山とも記し、高地山、一の山とも称した。標高は一七三・八メートルだが、平地に島状に立地するためよく目立つ。頂上からの展望も広大で、南は松島から金華山きんかさんにかけての太平洋、西は栗駒くりこま船形ふながた蔵王連山を望む。「封内風土記」にも「朝日山、深谷荘中の最高峯、東南は河海、西北は山嶽、実に登臨の佳境なり」とある。また「宝竜権現社、朝日山頂にあり」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む