斎藤斐(読み)サイトウ アキラ

20世紀日本人名事典 「斎藤斐」の解説

斎藤 斐
サイトウ アキラ

明治〜昭和期の政治家,銀行家 衆院議員;茨城農工銀行頭取。



生年
安政2年5月15日(1855年)

没年
昭和13(1938)年12月9日

出生地
下総国守谷町(茨城県守谷市)

学歴〔年〕
慶応義塾

経歴
親戚の下で漢学を学んだのち、明治7年に上京。慶応義塾を卒業して茨城県に帰郷し、自由民権運動に参加した。茨城県会議員を経て22年に衆議院選挙に出馬し当選、二期を務めた。その後、銀行界に転じ、33年には茨城農工銀行頭取に就任。大正期には茨城県下における銀行合併の立て役者として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤斐」の解説

斎藤斐 さいとう-あきら

1855-1938 明治-昭和時代前期の政治家,銀行家。
安政2年5月15日生まれ。斎藤隆三の兄。茨城県会議員をへて,明治25年衆議院議員(当選2回)。33年茨城農工銀行頭取となり,県内の銀行合同問題の解決につくした。昭和13年12月9日死去。84歳。下総(しもうさ)守谷町(茨城県)出身。慶応義塾卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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