斎藤昌美(読み)サイトウ マサミ

20世紀日本人名事典 「斎藤昌美」の解説

斎藤 昌美
サイトウ マサミ

昭和・平成期の果樹農業者 リンゴふじ”の育ての親。



生年
大正7(1918)年11月21日

没年
平成3(1991)年11月27日

出身地
青森県弘前市

学歴〔年〕
玉成尋常小〔昭和9年〕卒

主な受賞名〔年〕
農林大臣賞〔昭和25年〕,日本農業賞(第1回)〔昭和47年〕,日本農林漁業振興会長賞,青森県りんご産業功労賞〔昭和49年〕,黄綬褒章〔昭和56年〕

経歴
昭和22年から4年連続で青森県りんご協会主催のリンゴ立木品評会で優勝。33年農林水産省園芸試験場東北支部よりリンゴの品種“ふじ”を譲られ、同品種の着色を改良した他、台木との拒絶反応である高接病の対策考案。以後、その普及に尽力し、それまでの国光紅玉といった品種からの主要品種交代を促した。47年第1回日本農業賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤昌美」の解説

斎藤昌美 さいとう-まさみ

1919-1991 昭和後期-平成時代の果樹園芸家。
大正8年11月21日生まれ。昭和40年代にリンゴの「ふじ」などの新品種を国光,紅玉などの台木に接ぎ木して活着させる高接病(たかつぎびょう)対策を考案。新品種の「ふじ」「むつ」などの普及につくした。47年日本農業賞。平成3年11月27日死去。72歳。青森県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「斎藤昌美」の解説

斎藤 昌美 (さいとう まさみ)

生年月日:1919年11月21日
昭和時代;平成時代の果樹園芸家
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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