斎藤藤助(読み)さいとう とうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤藤助」の解説

斎藤藤助 さいとう-とうすけ

1840-1929 明治時代発明家
天保(てんぽう)11年10月25日生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)の大工職人。妻キリノは国武絣(くにたけがすり)の創始者牛島能之(のし)の娘。機械で絣絞りをおこなう方法を考案し,明治13年絣緯糸(よこいと)絞り織り機を発明,35年その改良に成功した。昭和2年帝国発明協会より表彰された。昭和4年2月22日死去。90歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android