断岸(読み)だんがん

精選版 日本国語大辞典 「断岸」の意味・読み・例文・類語

だん‐がん【断岸】

〘名〙 切り立ったけわしい岸。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉二「豪気竟に屈せず、断岸絶壁石面稜層の上と雖も猶ほ且つ根を硬着し」 〔鮑照‐蕪城賦〕

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デジタル大辞泉 「断岸」の意味・読み・例文・類語

だん‐がん【断岸】

切り立ったけわしいがけ。断崖だんがい
「一生懸命に―をずる場合の如き」〈西田・善の研究

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普及版 字通 「断岸」の読み・字形・画数・意味

【断岸】だんがん

きりたった崖。宋・軾〔後の赤壁の賦〕江り、斷岸千尺。山高く小に、水ち石出づ。曾(すなは)ち日何(いくばく)ぞ、江山、復(ま)た(し)るべからず。

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