断面縮み(読み)だんめんちぢみ(その他表記)contraction of area

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「断面縮み」の意味・わかりやすい解説

断面縮み
だんめんちぢみ
contraction of area

絞り reduction of areaともいう。引張り試験において,試験片の原断面積を A0 ,破断部の最小断面積を A とするとき をいう。伸びは,A0一定でも試験片長によって異なり,また,くびれの生じる位置にも影響を受けるため,この値は材料展性延性を表わす尺度としては,伸び率よりも合理的といえる。高い値を示す材料は延性材料,低いものは脆性材料となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む