新プラトン派(英語表記)Neo-Platonic School

山川 世界史小辞典 改訂新版 「新プラトン派」の解説

新プラトン派(しんプラトンは)
Neo-Platonic School

プロティノスを祖とする古代末期哲学学派プラトンにおける「一者」とか「善のイデア」の思想,あるいは究極真理は認識できず,直観するのみという思想を受け継ぎ,真の「一者」たる神については感覚器官を閉じ,言葉を放棄し,「沈黙」のうちにそれと合一しようとする神秘主義,または神秘神学立場に立つ。キリスト教を敵視した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android