欧陽脩(読み)オウヨウシュウ

デジタル大辞泉 「欧陽脩」の意味・読み・例文・類語

おうよう‐しゅう〔オウヤウシウ〕【欧陽脩】

[1007~1072]中国、北宋の文学者政治家廬陵ろりょう江西省)の人。あざなは永叔。号は酔翁・六一居士。仁宗英宗神宗仕えたが、王安石新法に反対して引退。北宋随一の名文家で、唐宋八家の一人。詩の評論形式の一つである「詩話」を初めて書いた。著「新唐書」「新五代史」「集古録」など。欧陽修

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精選版 日本国語大辞典 「欧陽脩」の意味・読み・例文・類語

おうよう‐しゅうオウヤウシウ【欧陽脩】

  1. 中国宋代の政治家、学者。字(あざな)は永叔。号は酔翁、のち六一居士。諡(おくりな)文忠。廬陵(ろりょう)の人。仁宗、英宗に仕え翰林学士となり、兵部尚書に進む。神宗のとき、王安石の新法に反対し、退官詩文にすぐれ、唐宋八大家の一人に数えられた。著「新唐書」「新五代史」「毛詩本義」「帰田録」など。(一〇〇七‐七二

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「欧陽脩」の解説

欧陽脩(おうようしゅう)
Ouyang Xiu

1007~72

北宋中期の文豪,学者,政治家。吉州廬陵(ろりょう)(江西省吉安県)の人。仁宗,英宗,神宗(しんそう)に仕え,革新的な政論や学風振興の創始者となった。特に古文復興,宋代歴史主義の先駆として名高く,唐宋八大家の一人。『新唐書』『新五代史』を著す。

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旺文社世界史事典 三訂版 「欧陽脩」の解説

欧陽 脩
おうようしゅう

1007〜72
北宋の政治家・学者
江西の人。字 (あざな) は永叔。苦学して進士合格。仁宗 (じんそう) のとき参知政事として政局を担当したが,神宗のとき王安石の青苗 (せいびよう) 法に反対して退官,翌年没した。詩文にすぐれ,唐宋八大家のひとりとして名文を残した。また『新唐書』『新五代史』などの史書編纂 (へんさん) でも名高い。

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世界大百科事典(旧版)内の欧陽脩の言及

【欧陽修】より

…中国,北宋の文学者,歴史家,政治家。欧陽脩とも書く。字は永叔,号は酔翁,のち六一居士,江西省吉安の人。…

※「欧陽脩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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