新型転換炉ふげん発電所(読み)フゲン

デジタル大辞泉 「新型転換炉ふげん発電所」の意味・読み・例文・類語

ふげん

日本原子力研究開発機構福井県敦賀市に設置した発電所。国産技術のみで開発された初の原子力発電所で、世界に先駆けてMOX燃料を本格的に利用した。昭和53年(1978)から平成15年(2003)まで運転。平成20年(2008)から廃止措置に入った。名称普賢菩薩由来。正式名称は新型転換炉ふげん発電所。廃止措置の開始に伴い名称を原子炉廃止措置研究開発センターに変更。隣接して日本原子力発電敦賀発電所が立地する。→もんじゅ原子力発電所補説

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android