新幹線eチケットサービス（読み）しんかんせんいーちけっとさーびす

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新幹線eチケットサービス

交通系ICカードで新幹線に乗車できるサービスの一つ。JR東日本・西日本・北海道の3社が2020年3月に開始する。対象は東北、北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線。事前に予約サイトの「えきねっと」(JR東日本・JR北海道)または「e5489」(JR西日本)に手持ちのICカードを登録し、サイトでチケットを予約すれば、ICカードを新幹線の自動改札機に触れさせることで入場、乗車ができる。切符を受け取って持ち歩く必要がなくなるほか、指定席が切符の場合より安くなる。モバイル端末で特急券の購入や入場、乗車ができるJR東日本の「モバイルSuica特急券」は、このサービスの導入に合わせて廃止される。一方、JR東海とJR西日本は17年に東海道新幹線と山陽新幹線で同様のサービス「スマートEX」を導入しており、22年春には利用できる地域をJR九州管内まで拡大する予定。

(2020-2-20)

出典　朝日新聞出版