山陽新幹線(読み)さんようしんかんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山陽新幹線
さんようしんかんせん

新大阪と博多を結ぶ JR西日本の高速幹線鉄道。 1967年新大阪岡山間,70年岡山-博多間の建設に着工,72年新大阪-岡山間,75年岡山-博多間が営業開始して全線が開通した。途中駅は新神戸,西明石,姫路,相生,岡山,新倉敷,福山,新尾道,三原,東広島,広島,新岩国,徳山,小郡,新下関,小倉の 16駅で岡山,広島,小倉にだけ停車する『ウエストひかり』号 (1980年 10月の改正以降,他の駅に停車するものもある) と各駅に停車する『こだま』号とがあり,『ひかり』号の大部分は東京-博多間,東京-広島間を直通運転している。 93年からは「のぞみ」号も運行され,東京-博多間がさらに時間短縮された。

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デジタル大辞泉の解説

さんよう‐しんかんせん〔サンヤウ‐〕【山陽新幹線】

新大阪と博多を結ぶ新幹線。昭和50年(1975)全通。運行列車は「のぞみ」「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」。全長622.3キロ。
[補説]山陽新幹線の駅:(東海道新幹線から直通)‐新大阪‐新神戸‐西明石‐姫路‐相生(あいおい)‐岡山‐新倉敷‐福山‐新尾道(しんおのみち)‐三原‐東広島‐広島‐新岩国‐徳山‐新山口‐厚狭(あさ)‐新下関‐小倉(こくら)‐博多‐(九州新幹線鹿児島ルートへ直通)

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百科事典マイペディアの解説

山陽新幹線【さんようしんかんせん】

国鉄時代に限界に達した山陽本線輸送力打開のため,東海道新幹線を博多まで延長した新線。現在はJR西日本(西日本旅客鉄道[株])に属する。1967年着工,1972年3月新大阪〜岡山間161kmが完成,開業。1975年岡山〜博多間393kmが完成し,同3月から全線営業を開始した。1997年より,営業速度としてはTGVに並んで世界最高(時速300km)の新型車両(500系)を導入,現在は,東京〜博多間を最短5時間5分,新大阪〜博多間を2時間21分で結んでいる。路線は高速運転に備えて,原則として曲線半径は4000m以上,勾配(こうばい)は15‰以下とした。トンネル部分は新大阪〜岡山では全延長の35%,約57km,岡山〜博多では52%,約210kmに達する。トンネルの中には延長16.3kmの六甲トンネル,18.7kmの新関門トンネルなど,8km以上の長大トンネルが6ヵ所ある。1999年に福岡トンネルをはじめ北九州トンネルや高架橋からコンクリート片が落下する事故が相つぎ,安全性の点検に問題が出された。
→関連項目新幹線新関門トンネル博多[駅]広島[駅]六甲トンネル

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世界大百科事典 第2版の解説

さんようしんかんせん【山陽新幹線】

新大阪~博多間645.0km(実距離553.7km)の新幹線。国鉄時代には正式の線路名称ではなく,山陽本線神戸~門司間などの増設線路として建設された経緯から,山陽新幹線とは旅客の案内等に用いられる通称であった。九州島内の区間も含めてJR西日本に属する。在来線より山側を走り,新関門トンネル(18.7km)をはじめトンネルが全線の50%強を占める。山陽新幹線は,東海道新幹線と同様に早晩輸送力の行詰りが予想された山陽本線の増設線路として計画され,当面急激な輸送量増加が予想された新大阪~岡山間が1967年3月に着工,71年末に完成し,翌年3月15日から営業を開始した。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さんよう‐しんかんせん サンヤウ‥【山陽新幹線】

新大阪と博多とを結ぶJR西日本の新幹線。昭和四七年(一九七二)新大阪━岡山間が開業、同五〇年の岡山━博多間の開業で全線開通。列車の多くは東海道新幹線と直通運転される。全長六二二・三キロメートル。

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