新技術と失業(読み)しんぎじゅつとしつぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新技術と失業」の意味・わかりやすい解説

新技術と失業
しんぎじゅつとしつぎょう

新技術の開発は歴史的にみてその労働分野で労働者を駆逐するという形で,合理化,省力化をもたらしてきた。このため,新技術の登場が失業者を生む「技術的失業」が問題であるとする指摘もある。資本論を書いたマルクスは資本装備の高度化によって労働力は相対的に過剰になるとみた。しかし,実際問題として,新技術の登場がただちにその分野の労働者を排除する省力化に進むとするのは疑わしいという見方もある。なぜなら,新技術開発それ自体が新たな需要を創出し,そのための労働需要も生み出すからである。

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