新柴村(読み)あらしばむら

日本歴史地名大系 「新柴村」の解説

新柴村
あらしばむら

[現在地名]小山町新柴

箱根はこね外輪山金時きんとき(猪鼻山)の麓、鮎沢あゆざわ川の右岸に集落があり、元禄一六年(一七〇三)の大地震以前には、鮎沢川左岸にも寺堂や集落があった。山麓の平坦地に堀之内ほりのうち地名が残り、中世の居館跡といわれている。寛永一〇年(一六三三)相模小田原藩領となり、天和三年(一六八三)旗本稲葉領となる。宝永四年(一七〇七)の富士山噴火での砂降りは二尺四寸(「亥積砂寸尺覚」室伏家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む