新池窯跡(読み)しんいけようせき

日本歴史地名大系 「新池窯跡」の解説

新池窯跡
しんいけようせき

[現在地名]高槻市上土室三丁目

土室(はむろ)集落北方の丘陵裾に位置する、新池の東岸斜面に築造された埴輪窯跡群。埴輪片および灰層の分布は一〇〇メートル以上にわたってみとめられ、数基の窯が並んでいるものとみられる。これまでの採集資料には、円筒埴輪以外に人物埴輪や盾形埴輪がある。この窯場で生産された埴輪は、南方に位置する茨木(いばらき)市の茶臼山(ちやうすやま)古墳を中心とする古墳群をはじめ、三島地方一帯に分布する多くの古墳に供給されている。

〔刊行後の調査の進展〕

昭和六三年(一九八八)から平成二年(一九九〇)にかけて行われた発掘調査で、日本最大の規模をもつ、南北に並ぶ三棟の埴輪製作工房、一八基の埴輪窯、工人のものと考えられる集落がみつかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 茶臼山 茨木

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む