新海村(読み)しんがいむら

日本歴史地名大系 「新海村」の解説

新海村
しんがいむら

[現在地名]彦根市新海町・新海浜しんがいはま

田附たづけ村の西、愛知川下流から河口にかけての右岸に位置。新開・神海とも書いた。慶長三年(一五九八)七月の御蔵入目録(浅野家文書)に新開村とみえ、同所の高三〇九石余と「三ツ屋村・しんかい」の小物成である葭米一二石余と米五石余が代官浅野氏の管理下に置かれている。慶長高辻帳には新海村とあり、高三三四石余、うち一六石余は小物成。江戸時代を通じて彦根藩領。元禄八年大洞弁天寄進帳によれば人数六八五、うち寺社方一七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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