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報恩寺 ホウオンジ

デジタル大辞泉の解説

ほうおん‐じ【報恩寺】

青森県弘前市にある天台宗の寺。山号は一輪山。開創は明暦2年(1656)。開山は本好。開基津軽信政。歴代津軽藩主の菩提寺
岩手県盛岡市にある曹洞宗の寺。山号は瑞鳩峰山。室町前期、通山長徹を開山として柏崎で開創。開基は南部守行。慶長4年(1599)現在地に移転。江戸時代には南部領内の寺院を統轄

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

報恩寺
ほうおんじ

岩手県盛岡市名須川(なすかわ)町にある曹洞(そうとう)宗の寺。山号は瑞鳩峰山(ずいきゅうほうざん)。本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)。貞治(じょうじ)年間(1362~1368)に新潟県柏崎(かしわざき)市香積寺6世通山長徹(つうざんちょうてつ)を開山として創建された。初め越後(えちご)(新潟県)にあったが、1599年(慶長4)現在の地に移され、南部領内208か寺の僧録司(そうろくし)として栄えた。1940年(昭和15)からは専門僧堂となった。本尊釈迦牟尼(むに)仏、脇侍(きょうじ)の文殊(もんじゅ)・普賢(ふげん)像は聖徳太子の作と伝えられる。五百羅漢(らかん)堂内の盧遮那仏(るしゃなぶつ)は大和(やまと)(奈良県)橘(たちばな)寺にあったもの、脇侍の八歳童女・善財(ぜんざい)童子は朝鮮渡来のものといわれ、周りに並ぶ木造五百羅漢像は享保(きょうほう)年中(1716~1736)京都の仏師駒野丹下(こまのたんげ)らの作とされ、市内観光の名所となっている。[菅沼 晃]

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