新詩(読み)シンシ

デジタル大辞泉 「新詩」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【新詩】

新作の詩。
明治時代新体詩異称
「―を三つ程作って」〈花袋・野の花〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新詩」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【新詩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新しい詩。新作の詩。
    1. [初出の実例]「天門中使賜臨辱、秘府新詩許独披」(出典凌雲集(814)賀賜新集兼謝〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔張華‐答何劭詩〕
  3. 新体詩。漢詩が衰微した明治中期以後の新体詩の別称
    1. [初出の実例]「かの女のことを思って、新詩を三つ程作って、それを東京の文学のある雑誌に出して」(出典:野の花(1901)〈田山花袋〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「新詩」の読み・字形・画数・意味

【新詩】しんし

新作の詩。

字通「新」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android