新重点密集市街地(読み)シンジュウテンミッシュウシガイチ

デジタル大辞泉 「新重点密集市街地」の意味・読み・例文・類語

しんじゅうてん‐みっしゅうしがいち〔シンヂユウテンミツシフシガイチ〕【新重点密集市街地】

老朽化した木造建築物が密集しているため、地震が発生した場合などに、火災延焼が拡大する危険性建物倒壊等により避難が困難になる危険性のどちらか一方または両方が高いとして、安全性を確保するために改善が必要とされる密集市街地。平成15年(2003)の重点密集市街地に続いて、平成24年(2012)に国土交通省発表

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共同通信ニュース用語解説 「新重点密集市街地」の解説

新重点密集市街地

公園などの空き地や耐火建物が少ないため、ひとたび火事が起きると火が燃え広がり、倒壊した建物で避難用の道路が寸断される恐れもある「地震時に著しく危険な密集市街地」。国土交通省が2012年10月、17都府県の41市区町が設定した197地区(5745ヘクタール)を公表した。国は20年度末までの解消を目指しているが、15年度末時点で130地区、面積比で77%に当たる4435ヘクタールで解消していない。

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