於佐賀部狐(読み)オサカベギツネ

デジタル大辞泉 「於佐賀部狐」の意味・読み・例文・類語

おさかべ‐ぎつね【於佐賀部狐/刑部狐】

姫路城天守閣の第5層にすんでいたといわれる、神通力を持った狐。刑部大明神の正体とされる。長壁明神。おさかべ

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精選版 日本国語大辞典 「於佐賀部狐」の意味・読み・例文・類語

おさかべ‐ぎつね【於佐賀部狐・刑部狐】

  1. 姫路城天守閣の五層目にすんでいたといわれる妖狐。長壁明神。おさかべ。
    1. [初出の実例]「菟角女は化物、姫路の於佐賀部狐(ヲサカヘギツネ)もかへって眉毛(まつげ)よまるべし」(出典浮世草子好色五人女(1686)一)

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