施平(読み)せひょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「施平」の解説

施平 せひょう

?-832 平安時代前期の僧。
法相(ほっそう)宗。大和(奈良県)元興(がんごう)寺の住持弘仁(こうにん)7年(816)律師となる。天長4年淳和(じゅんな)天皇が薬師如来像をつくり,宮中で法会をいとなんだときに空海,豊安らと法を説いた。天長9年死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android