旋転(読み)センテン

デジタル大辞泉 「旋転」の意味・読み・例文・類語

せん‐てん【旋転】

[名](スル)《「せんでん」とも》くるくる回ること。また、回すこと。
「嵐の音をたてて―する渦巻」〈中勘助・鳥の物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旋転」の意味・読み・例文・類語

せん‐てん【旋転】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せんでん」とも ) くるくると回ること。回転すること。また、くるくると回すこと。
    1. [初出の実例]「天衣、千万億にして、旋転(センテン)して来下(らいげ)し」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六)
    2. [その他の文献]〔北史‐斛律光伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旋転」の読み・字形・画数・意味

【旋転】せんてん

めぐりまわる。〔論衡、説日〕儒は論じて曰く、天は左旋するも、日の行は天に(かか)らず、各自旋轉すと。

字通「旋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android