族人(読み)ゾクジン

デジタル大辞泉 「族人」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐じん【族人】

一族の人々。一門の人。

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精選版 日本国語大辞典 「族人」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐じん【族人】

〘名〙 一族の人々。一門の人。
聖徳太子伝暦(917頃か)上「神手臣率己族人。争擎雑花。近進輿前
集義和書(1676頃)一一貴殿、外に好人のとなへあり、〈略〉しかるに、家人・族人は凶人也と思へり。此凶徳、数年をへて、外人も知べし」 〔礼記雑記

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普及版 字通 「族人」の読み・字形・画数・意味

【族人】ぞくじん

同宗の人。遠い親族。〔礼記、大伝〕君は族を合するのり。族人は其の戚(族属の親)を以て君に戚(ちか)づくことを得ず。位あればなり。

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世界大百科事典(旧版)内の族人の言及

【宗族】より

…《爾雅(じが)》釈親に〈父の党を宗族となす〉というように,中国において,女系を排除した共同祖先から分かれる男系血続のすべてを〈宗族〉といい,〈同族〉〈族党〉〈族人〉などの語も同義である。宗族と〈親族属〉とは違う。…

※「族人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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