日本歴史地名大系 「旗町」の解説 旗町のぼりまち 福井県:武生市府中町旗町[現在地名]武生市神明(しんめい)町・住吉(すみよし)町・あおば町・豊(ゆたか)町京(きよう)町の北陸街道を東に折れた町で、武家屋敷地南側の東西に発達した。町名は旗持足軽組屋敷跡の町屋に由来するか。正徳元年(一七一一)の府中惣絵図に東旗町・西旗町としてみえ、嘉永四年(一八五一)の記録では、「東籏町五十六軒庄屋共、西籏町五十七軒庄屋共」とある(南条郡誌)。 旗町はたまち 長野県:松本市松本城下旗町[現在地名]松本市開智(かいち)三丁目松本城外の下級武家屋敷で、西(にし)町と御徒士(おかち)町の間にある。「信府統記」によると「東西七拾三間、家数南ケ輪拾軒、北ケ輪拾軒、同西ノ町 南北三拾四間、西ケ輪家数四軒、同所竪町 南北八拾二間余、北ケ輪家数二軒」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by