既済(読み)キサイ

精選版 日本国語大辞典 「既済」の意味・読み・例文・類語

き‐さい【既済】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 事がすでにすんでしまったこと。また、すでに返済してしまったこと。きせい。
    1. [初出の実例]「製造の既済部分又は物件の既納部分の確認を含む」(出典:地方自治法(1947)二三四条)
  3. 易六十四卦の一つ上卦は坎(水)、下卦は離(火)。水火相交って用をなす象で、すべてがうまくできあがっている様子を表わす。〔易経‐既済卦〕

き‐せい【既済】

  1. 〘 名詞 〙きさい(既済)
    1. [初出の実例]「中等扇三柄(へい)、某先生携帰(たづさへかへる)、估直(あたひ)既済(キセイ)とか、或は未済(びせい)とか書す」(出典随筆・孔雀楼筆記(1768)四)

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