精選版 日本国語大辞典 「未済」の意味・読み・例文・類語 み‐さい【未済】 〘 名詞 〙① まだ済んでいないこと。特に、返済すべきことがまだ終わっていないこと。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「払込の未済なる株式あるときは」(出典:商法(明治三二年)(1899)一三六条)② 貢物(みつぎもの)の納入が終わらないこと。[初出の実例]「被レ優二免去年以後未済物一」(出典:吾妻鏡‐文治二年(1186)三月一三日)③ ⇒びせい(未済) び‐せい【未済】 〘 名詞 〙 易の六四卦の一つ。。上卦は離(火)、下卦は坎(水)。火水未済ともいう。火は上にあって炎上し、水は下にあって潤下し、両者相反して用を成さないこと。事の成就しない象。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例