日中の海空連絡メカニズム

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日中の海空連絡メカニズム

自衛隊と中国軍の偶発的な衝突を回避する仕組み。沖縄県・尖閣諸島周辺海域など東シナ海不測事態を生じさせないようにする狙いがある。艦船や航空機間の連絡方法整備などが柱。2007年4月、日中首脳が体制整備で一致。12年6月にはホットライン設置などの枠組み大筋合意したが、同年9月の日本政府による尖閣国有化に中国側が猛反発協議中断。18年に運用を始めたが、核心となるホットラインはいまだに開設されていない。(共同)

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