日向谷村(読み)ひゆうがいむら

日本歴史地名大系 「日向谷村」の解説

日向谷村
ひゆうがいむら

[現在地名]日吉村日向谷

広見ひろみ川の最上流地域の山村。東は土佐藩領との境界に高研たかとぎ(一〇五五メートル)などの高山があり、西は下鍵山しもかぎやま村に接する。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)宇和郡の項に「日向村 深山続キ柴山有、小川有」と村名がみえる。吉田藩領。

太閤検地石高は一二二石一斗七升五合であるが、「郡鑑」には二〇〇石五斗二升五合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android