日嗣ぎ(読み)ひつぎ

精選版 日本国語大辞典 「日嗣ぎ」の意味・読み・例文・類語

ひ‐つぎ【日嗣・日継】

  1. 〘 名詞 〙 ( 日の神の詔命大業をつぎつぎにしろしめす意という ) 皇位を継承すること。また、その継承した位。天皇の位。皇位。天つ日嗣
    1. [初出の実例]「息(おき)長の山田の公、日嗣(ヒツキ)を誄び奉る」(出典日本書紀(720)皇極元年一二月(図書寮本訓))
    2. 「又は継体の儲(ヒツキ)を全ふせん為に」(出典:太平記(14C後)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android