日干しれんが(読み)ひぼしれんが

百科事典マイペディア 「日干しれんが」の意味・わかりやすい解説

日干しれんが【ひぼしれんが】

粘土成形して天日乾燥させた建築材料。亀裂防止のため藁や草を混ぜ,主に方形で造られる。木材に恵まれない乾燥地域では古くから建材としてよく利用され,現在でも中国から西アジア,アフリカ北部,中南米などで一般的に使われている。焼成れんがと異なり湿気に弱く,強度も十分でないため地震による建物被害が大きくなる要因となっている。

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